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2018年5月17日木曜日

違いこそ力


「エニアグラム」というものを
最近知りました。

簡単に、そしてクリスチャン的に言えば、
「性格分析によって自分の賜物を知り、他者の賜物を知り、
コミュニケーションや人間関係を円滑にしていくヒントを得ていこう」

ということのようです。

エニアグラムでは、人の性格は9タイプに分けることができる、そうです。


大事なことは

「人間をたった9種類に集約されてたまるか!」


ということではなくて


「人の性格のには、違いがはっきりとあるんだよ」

ということ。


この9つのタイプの解説をみると
驚くほどに、9者9様!
そして、それぞれに、精神状態の良い時悪い時で、また傾向が分かれてのです。


おそらく、どんな人にも
1つか2つ、
すごく共感できるものがあります。

多分、それが、じぶんのタイプで

自分が想像もしないような生き方の思考回路が
他に8パターンもある・・・


でも


どれも、
共感できないとしても
理解はできるんです。

「そうか、こういう思考パターンで、こういう理論で、こういう行動になるんだね」
と。

そこには、パターンはあっても、悪意はない・・・。


理解ができれば
コミュニケーションの方法(対処方法)が見えてくるものです。


よく「性格の不一致で別れた」という声を耳にしますが

そもそも、みんな、性格は違うのです。
そして、エニアグラムによれば

同じタイプの男女が結婚することはないそうです。

むしろ、タイプが違うから惹かれる・・・とも。


そういうことがわかると、
人との関わり方、コミュニケーションへの姿勢も、相手を理解すること
についても、
少し変わってくると思いませんか?


無理解によって生まれる偏見の目ほど
コミュニケーションを妨げるものはありません。

「なんか、この人、わかんない。共感できない。一緒にいられない。」
そんなふうに人と対峙することほど、寂しいものはないな・・・と思うのです。


コミュニケーションは
情報のやり取りではなく、心の交信です。

どんなに理論派な人でも「つながっている」「届いてる」「受け入れられている」
という実感がなければ、その交流に平安を感じることはできないでしょう。

「違う」ということを前提に
「違い」を知っていき、認めていき、
「違いの中にある、その人の賜物」を見つけていく

そんなことができたら、と思います。



そして

性格の違いは、大きな力になります。

前述したように、
エニアグラムでは
同じタイプの人が夫婦になることはほぼない
と言われます。

それは、
同じタイプだと、最初は意気投合するけれど
落ち込む時は同じ内容、同じタイミングで落ち込んでしまうので
助け合うことができないから。
また、鏡を見るように自分の嫌なところを相手に見てしまうので辛くなる。
だから、友達にはなっても、夫婦にはならないのだそうです。


ちなみに

私と夫は全く違うタイプなことが、エニアグラムからもわかりました。

結婚して5年。

なんでこんなことが?と思う試練をいくつも味わいます。
(私たち夫婦の人生を、神様は決して順調には進ませてくれない。)
けれど、夫は私が落ち込む時に、全く落ち込みません。
彼が落ち込む時に、私はなぜ彼が落ち込むのかわからないくらい平気だったりします。

だからこそ、励ますことができるんです。

自分が落ち込んだり、悩んだりしているときに
彼が完全ポジティブでいてくれたり、自信を持って励ましてくれることで
救われたことは幾度もあるし
そのおかげで、いろんなチャレンジができています。

例えば、

私は何かしら「達成したい、うまくいきたい」という思いをもつタイプです。

彼は「何事もそううまくいくもんじゃない。うまくいかなくて当然」と思って生きています。

だから、私がうまくいかない時に

「そんなもんじゃん。大丈夫。次、次!!」

と言って、うまくいかない私を責めることは絶対にない。
それは、彼が優しい人だから・・・ということよりも、そういう性格だから出る言葉なのです。

これぞ、性格の違いのなせる技!!!
違いこそ力!!

なのだと痛感します。


パートナーを祈り求め
出会っていく時に
ぜひ思い出して欲しいです。

性格の違いこそ力!!
理解できないなぁ、と思ったら、
むしろ、そこに宝があるかもしれない。と!

そして、性格の違いは
理解し合うことで生かしていくことができます。

どんなに違う人とでも、
コミュニケーションさえ怠らなければ
理解し合う、受け入れ合うことはできます!

コミュニケーションには、コツがあります。スキルがあります。
それをおさえれば、ちゃんと交流し、理解し合うことができると思います。

だから、

恐れないで
絶望しないで

楽に(インスタントに)分かり合えそうな人を探すのではなく

宝探しのように
あらゆる可能性をもって

パートナーを探しもとめて行って欲しいな
と思います。


・コミュニケーションの方法、
・自分の性格、賜物を発見していくこと
・人を理解すること

ぜひ、相談してください。
お手伝いいたします!!





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